アドワーズのエンハンストキャンペーンで年齢や性別でターゲティング
Googleのアドワーズ広告での大きな変更であるエンハンストキャンペーンが始まったのは7月23日ころからだったと思う。
(Yahoo!ではユニファイドキャンペーンという別名だが)
キーワード広告の世界では久しぶりの大きな変更ではないだろうか?
そこで、そのエンハンストキャンペーンについて私なりにわかったことを書いておこうと思う。
サイトリンクが広告グループ単位でできる
サイトリンクの変更がグループ単位で出来るようになった。今まではキャンペーン単位でしかサイトリンク設定が出来なかったのが、広告グループ単位での設定が出来るようになった。
これは我々のように1キーワード1広告で運用する管理者にとっては非常に便利になる。
もちろん設定は大変ではあるが。
地域設定が流動的に設定でき便利に
また、地域設定がキャンペーンで流動的に設定できるようになった。
たとえば実店舗を運営する管理者の場合は店から近いところには強めに広告を配信する。
中距離は通常通り配信、遠めの場所には弱めに。と強弱を付けながら尚且つ限定して配信することが可能になった。
管理画面ではこのように設定になる
ディスプレイ広告、リマーケティング広告の進化
今回ディスプレイ広告やリマーケティング広告ではさらに便利な機能が!
性別や年齢層をターゲティングして広告を配信することも可能になったのである。
どうやって性別や年齢を判別しているかは「想像ではあるが」性別や年齢別に仮想モデルを設定し
(これはGoogleの社員をモデルにしたりする事で可能になる)
そのモデルがどんなキーワードで検索するか、またはどんなサイトをよく見ているかなどを
全世界のデータから集め分析できるGoogle様なら簡単なことだ。
またGoogleアカウントのデータからも集めることでかなり精度の高いターゲティングが既に可能になっていると思われる。
そうでなければこのような機能を搭載してこないであろう。
ピンポイントターゲティングが可能になる
たとえば「女性向けに産後の腰痛ケア用のベルト」を通販しているのであればターゲットを【女性】で尚且つ
一番購入するであろう年齢層に強めに配信しその周りの年齢には弱めや通常とおりに配信するなどメリハリを付けて配信が可能になる。
なにせ今までは性別すら指定できなかったことを考えると大きな変化である。
さらには通販でも都道府県を指定しての配信が可能になったことで販売数量の多い都道府県のみに配信し。
繁忙期や予算のある月だけ全国へ配信。って事も可能になったのである。
今回はここまでです!