キーワード広告をするなら・地域密着型商売編
またまた、またキーワード広告関連の内容です。
地域限定の配信をすすめるビジネス
検索結果画面に広告を出すのがいわゆるキーワード広告。
しかし、通販や全国展開していないかぎり全国へ広告を配信する必要性はない。
逆に言うと地域密着型商売の場合は配信地域を限定して配信する必要がある
どんなビジネスが配信地域を限定した方がいいかというと
・飲食店
・スポーツクラブやジム
・病院や治療院
など顧客の商圏がかぎられる来店型の商売が多いかもしれない。
また、顧客の単価も1回あたりの利用金額が6,000円以上あり、粗利が50%以上あることが望ましいと思われる。
単価が低くても積み上げ式のビジネスならば可能性はある。(簡単に言うと月謝や月会費が発生するビジネス)
キーワードの選定、選び方
もちろん、なんでもかんで関連があるキーワードの検索結果に出しても意味がない。
『見込み客』が検索するであろうキーワードの検索結果に出すから成果につながりやすいのである。
例えば、歯医者さんがキーワード広告をだすなら
船橋 小児歯科
船橋 虫歯治療
船橋 歯医者
船橋 矯正歯科
船橋 歯科医院
などのキーワードになってくる。(歯医者さんの得意な業務によっっても選定は変わる)
地域密着型の商売なら「地域名+サービス名」などの複合キーワードを中心にすることが必須。
地域名の選定においても「近隣から」も見込み顧客を発掘したい場合は
「西船橋」+○○
「東船橋」+○○
「津田沼」+○○
などもキーワードに入れてみてもいいだろう。
そして、いわゆる「歯医者」などの単語のビッグキーワードは広告配信には注意したい。
これらはもちろん「ホームページ」がある事が前提で、その「キーワードに関連したページ」を充実させる事も平行してやっていくことも非常に重要。
配信エリアの設定
そして、何より広告の配信地域設定をしっかり設定しないと関係の無い地区へ配信してしまい
コストがかさみすぎ、結果として見込み顧客がアクセスしなく広告費だけが増えるという事になる。
キーワード広告の配信設定については
Yahooに関して言えば今現在、都道県単位でしか広告の配信設定ができないのだが、
Googleさんに関してはもっと細かい設定が用意されている。
Googleでは市町村単位で配信先をきめたり、店舗所在地から半径◯キロの範囲で配信したりという設定だ。
県単位でもいいのだが、この場合の歯医者さんの顧客の多くは所在地から半径3キロ~5キロではないだろうか?
広めに広告配信を考えた場合でも半径10キロ位がマックスで小さく初めてコストを見ながら広げていくことをすすめたい。
配信してからのメンテナンス
また、配信エリアの基準はIPアドレスで判断されているので
精度は100パーセントではない
事を頭に入れておくべきでしょう。
また、検索クエリ(実際に検索されたキーワード)に含まれるキーワードに広告が引っ張られるためより細かい設定が必要になってくる。
いわゆる「除外キーワード」の設定です。
今回の場合でいえば
「千歳船橋 歯科医」
というキーワードにも配信されてしまう可能性があるので、
「千歳」というキーワードを含んだ場合には広告を配信しない。という設定です。
(これは、ややかしい内容なので説明はココまでにしておきたい)
こうした地域配信の確認や、検索クエリを定期的にメンテナンスすることにより精度が上がり、結果として見込み顧客、新規顧客からの問い合わせや見積もり依頼などを増やすのがネット戦略をおこなうにおいて必要な知識なのですね。
広告文、タイトルに関してはまた次回。
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